子どもの居場所 (NPO等との連携)
今年4月、子ども家庭庁のスタートと同時に子ども基本法も動き出しました。
子ども施策のうちの一つである「子どもの居場所」とは、家でも学校でもなく、安心して過ごせる場所のことです。子どもの居場所づくりは、行政だけではなく、NPOなど地域の力がとても大きいと考えております。
- 質問
- 子どもの居場所づくりを支えるためのNPO等との連携についての市の取り組みをお教えてください。
回答
町田市がNPOや地域団体等と連携して実施している子どもの居場所づくり事業には、子どもクラブ事業や放課後子ども教室「まちとも」などがございます。
また、NPOや地域団体等が運営する子ども食堂や冒険遊び場の活動に対しては、町田市子ども食堂推進事業補助金や町田市冒険遊び場活動補助金といった制度を創設し、支援を行っております。
- 再質問
- 地域の方々と市が定期的にお互いを知る機会や情報交換をする場所はあるのでしょうか。
また、市が地域の団体から相談を受けたり、市と地域活動団体が情報交換できる組織や仕組を教えてください。
回答
市内5地域に設置しております子どもセンターでは、日常的に地域や子どもに関わる団体からの相談を受け付けるとともに、地域における子育て力向上に向けた支援や、地域の団体や人をつなぐ支援などを行っているところでございます。
また、地域の小中学校の代表や青少年健全育成地区委員会の代表、そして地域で活動する団体の方々も含めた地域住民で構成する子どもセンター運営委員会を設置・開催しております。
年3回開催する運営委員会では、地域の皆様のご協力を得ながら、地域に根差した子どもセンターの運営を行うため、子どもセンターにおける事業の実施や委員相互の情報交換なども実施しているところでございます。
私の提案
子どもセンター運営委員会については、協議する内容や参加できる委員の属性や定数が定められております。また、市内に5カ所と限られているため、さらに広く地域の声を吸い上げるためには、もっと自由に市民の方が参加できる会議体が必要だと思います。
それを具現化するには、NPOなどを含めた子育てを支えるプラットフォームのようなものが必要なのではと考えております。
定期的に関係者と対話する場を設けて、子育てに心を寄せる大人を増やして支援の手を集めて結んでいくことが、より多くの子どもたちへの支援とつながっていくと考えております。今後も継続して地域の方と手を取り合って町田市らしい形を作っていけるよう、ご支援をお願いいたします。