若者の引きこもり支援に対する市の取り組み

- 質問1
- 市の計画の中での位置づけは
回答
引きこもり支援は、町田市地域ホットプラン及び町田健康づくり推進プランの中で位置づけております。
2018年に策定した町田健康づくり推進プランでは、基本目標1の健康に生活できる町をつくるの中での施策、「孤立を防ぐ」の取組として推進しております。
- 質問2
- 国で推進している支援事業があるが、市での取り組みは
回答
保健所の引きこもり支援といたしましては、保健師等による面接や訪問などの個別の相談支援を行っているほか、当事者が参加するグループ、またご家族に参加していただくグループのグループワークによる支援を行っております。
また、支援を進める上では様々な関係機関による多様な支援が必要となるため、引きこもりネットワーク会議を開催し、関係機関との連携を図ることで、個々のニーズに沿った支援に結びつけられるような支援体制の構築を図っております。
さらに、市民や関係機関に引きこもりについて広く知っていただくために、リーフレットを配布するなど、普及啓発に努めております。
私の提案
引きこもりは年数を重ねるほど深刻化し一応解決が難しくなるため早期対応が重要と考えます。ご答弁によると、町田市はもうやってますよというふうに私は受け取ったんですけれども、今朝の時に取り寄せた参考資料によると、親グループは登録者4名、当事者グループは登録者5名と非常に少ない状況です。
国の出現率を勘案すると、町田市内でも何千人といることになります。多様かつ深刻な問題を抱えている人が増加している中で、一桁の数の当事者、親の支援というのは支援が不十分ではないでしょうか。
そもそも引きこもりの第一窓口が保健師の相談となっていますが、保健師でなくてはならないのでしょうか。もちろん精神疾患等医療の介入が必要なケースもありますが、保健師であるがために解決しないケース、相談することを躊躇するケースも多いと考えます。
例えば、職場や学校、家庭内のトラブル、家計が絡んでいるような話がメインだと、町田市の引きこもり相談窓口には相談しようとは思わないわけです。厚生労働省の引きこもり支援推進体制立ち上げ支援補助事業を活用すれば、専門職の配置や多職種専門チームの設置も可能となりますので、ぜひ今後ご検討をお願いいたします。