コロナ困りごと相談会@まちだ

5月28日(土)まちだターミナルプラザにて「コロナ困りごと相談会@まちだ」が開催されました。生活困窮者支援りぼん代表の田中のり子さんの呼びかけて実現したものです。

会場では生活のこと、仕事のこと、家族のこと、弁護士への相談や、心の相談、労働相談や女性相談、など何でも相談できる場所です。フードバンクからも非常に多くの食料品をいただき、食料配布や化粧品や生理用品の配布も実施いたしました。

相談会の開始前から行列ができ、乳児を連れたお母さんが食料品などを受け取る姿も見られ、当日は、110名をこえるご相談がありました。

また、町田市社会福祉協議会や町田市地域活動サポートオフィスが町田の様々な分野の方に声をかけてくださり、困っている方の力になりたい、ひとつでも声を拾いたいと心を寄せるボランティアが80名以上集まりました。町田市議会からも私を含めて、4名の議員が相談サポーターとして参加いたしました。

印象に残ったことは、相談サポーターが時間をかけてとても丁寧に話を聞き取り、その場で弁護士や臨床心理士や社会福祉士等専門職へ必要な支援につないでいたことです。当日は、事前にポスティングしたチラシを見て来られた方もいましたが、通りがかりで立ち寄られた方もおりました。

縦割りではないワンストップで相談できる一次窓口の重要性や、屋外の気軽に立ち寄れる場所で大々的に開催したことの意義を感じました。おそらく庁内では拾えなかった市民の方の声を拾えたように思います。また、ボランティア同士もつながりを持ち、町田の中で大きなチームができたことに、地域を支える新たなネットワークが生まれる兆しを感じました。

今年度町田市でも新規取り組みとして、地域における福祉の困りごと相談支援体制強化事業に伴う地域福祉コーディネーターの導入や、経済的社会的自立に向けた就労支援等の事業が実施されますが、コロナ困りごと相談会で生まれたうねりを今後につなげていきたいと願います。