愛知県出身、4 児の母
早稲田大学第一文学部卒業
町田市議会議員(1期目)
Dカフェ(認知症カフェ)オンラインサポーター
青少年健全育成玉川学園地区委員会幹事委員
まちとも茶道講座責任者

地域のつながりに救われた私

かつて私は毎日会社と家の往復で、夫の帰りも遅く、長女が小学5年生まで地域とつながりのない中で孤独な子育てをしてきました。長女が小学5年生の時に地域の行事をきっかけにご近所に知り合いができて、小学校へ行くと挨拶できる人ができて、それまでの張りつめていた毎日と世界がガラリと変わって子育てが楽しくなりました。
過去の自分と同じような方がいるはずと思い一念発起。ご近所がみんな顔見知りになったらいいなと地域の子どもも大人もゆるやかにつながれる場づくりを始め、つながる点を増やせるように様々な地域活動に参加するようになりました。
子ども食堂&冒険遊び場を立ち上げ、地域の子どもや大人がゆるやかにつながるように「おむすび」という名前をつけました。また、子育て中の方や子育てに心を寄せる方が集まり、子どもたちを遊ばせながらコーヒーを片手におしゃべりする「ゆるやカフェ」を運営しています。その他に地域の空き家「まちの縁側1丁目の加々美さんち」を運営し、ご近所の子どもや大人がふらっと気軽に立ち寄れる場所を作っています。青少年健全育成玉川学園地区委員会では秋の子どもまつりや、ひなた村での野外活動を担当し、大人同士が力を合わせて地域全体で子どもたちの成長をはぐくみ、子どもも大人も町田で過ごす時間が人生を豊かにしてくれるように活動しております。

PTA改革

参加しやすいPTAを目指し町五小の PTA会長を務めて4年目になります。「やってもいいと思った人がやってもいいと思ったときにやってもいいと思ったことを」を合言葉に定数制をやめたところ、立候補した方だけで運営できる組織になりました。決め方も4月に係りを全て決めるのではなく、1~2週間前にスポットで募るようにしたところ、募集を出すと当日中に埋まるようになりました。

あたらしい働き方ができる会社

仕事では、5年前に BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)の会社を設立しました。会社員時代、常に忙しい会社で周囲に離職する方が多く、一方で、隣の家のママ友達は「子どもが帰ってきたときにおかえりなさいが言いたい」ただそれだけの理由で仕事をしておりませんでした。
仕事に従事される方の希望を最優先にし、家事の合間など、自分にちょうどよい関わり方ができるような仕組みを作っています。またチームで仕事をするので子どもの発熱等で急な休みも全く問題ありません。「関わるすべての人をしあわせに」をモットーに週5日9時~17時ではない働き方が当たり前になる世の中を目指し、子育て中の 45名の方に従事いただいております。

市政への想い

これまで地域の人と人のつながり、思いやりや心のあたたかさを大切に、様々な地域活動の中で多くの方の声を聴き、地域のたくさんの「あったらいいな」をカタチにしてきました。
その中で行政と民間企業の違いや、行政と地域住民の距離が遠いことにもどかしく感じることが増えてきました。また、仕組みを作ればより多くの人が救われたり、行政・企業・NPO と市民が歩み寄れば相乗効果が生まれることがもっとたくさんあるのではと感じるようになりました。
地域の方とともに汗を流し、地域の方の声を聴き続けてきた者として、これまで行政で実現できなかったことも目をそらさずに、しなやかに取り組みたいと意気込んでいます。
地域活動や会社経営の経験を活かして、行政・企業・NPO と市民をつなぐ架け橋となれるように、無所属での市政へチャレンジすることを決意いたしました。
町田が心の通ったあたたかいまちになるように、うれしい気持ちをたくさん感じられるまちになるように、未来ある子どもたちが町田をふるさとと感じ、このまちを愛してくれるように、残りの人生を捧げる覚悟で精一杯力を尽くして参ります。