デジタル町内会「いちのいち」

デジタル町内会「いちのいち」の説明会に参加いたしました。

小田急電鉄の自治会専用アプリ「いちのいち」を使った実証実験が町田市で行われます。

当日、参加されていた自治会長さんによって反応は様々。規模の小さな自治会の会長さんは回覧板で充分なので導入しないとお話されてましたが、ほとんどの自治会長さんは導入する様子でした。既に70に迫る自治会から申し込みがあったそうです。

便利になるのはうれしいけれど、これまで地域のために力を尽くしてくださった方と分断が生まれたらどうしようと思っていたのですが、「まずは役員で使ってみてみてから町内会員へリリースしよう」と意気込んでいらして頼もしく思いました。

LINEなど普段使い慣れたツールではなく新たなアプリというところでひとつの障壁があるとは思いますが、期待するのは防災機能です。情報を通知したり安否確認ができます。

発災時だけでなく、独居の方がとても多いので、日頃の見守りとしても活用できればと思います。

既存の回覧板も残しつつ、お試しでアプリも導入するので、役員の方々の負担は増えますが、まずはやってみることで色々なことが見えてくるのではと思います。

地域がつながることで解決できることが多くありますが、心地よい距離感は人それぞれです。選択肢のひとつとしてこれまでつながることができなかった方ともつながれるといいなと思います。

写真はご近所の百日紅と、ころころ広場の青い柿です。
(2022年8月5日)